新時代の医療をともにデザインする
- 12月号
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2025December
- 責任編集
- 福原 俊一
学びは、医療者の仕事の中核です
学び続けたい全ての医療者の皆様へ
見て、聴いて、触って、感じて、体験して・・・
さあ、始めよう
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医療と医学の世界で新しい価値を作りだしている医療者を、有名無名問わずハイライト。
今回は、消化器内科医、医学教育者としてもご活躍の杏林大学医学部医学教育学教授の矢島知治氏です。
- インタビュアー：上野文昭
- 大船中央病院特別顧問／
米国内科学会最高栄誉会員（MACP）
- 杏林大学医学部 医学教育学 教授
- 矢島 知治
医師としての考え方、頭の使い方
論理的思考の重要性を教授
高校3年で進路を決める際に「やりがいがあり社会に貢献できる仕事」という漠然としたイメージで医学部を選んだ。大きな転機となったのが医学部6年の時のハワイの病院で臨床実習。拙い英語で患者を担当し、カルテを書くなど日本ではできないような診療参加を経験したことが、医学へのモチベーションの向上と維持に繋がり、こういう機会を後進にも用意したいという思いが芽生えた。卒後は、慶應義塾大学医学部消化器内科に入局。学生の教育担当を任されるようになり、それまで魅力を感じていた臨床や研究よりも楽しいと感じた。学生に対して知識だけではなく、医師としての考え方、頭の使い方、論理的思考の重要性を教え、7年連続でベストティーチャー賞（Best Teacher Award）を受賞した。……
- インタビュアー：上野文昭
- 大船中央病院特別顧問／
米国内科学会最高栄誉会員（MACP）
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2025年10月、秋の風が心地よく吹き渡る和歌山県橋本市で、ジェネラリスト＋αフェローシップのフェローとして橋本市民病院総合内科で勤務している酢谷俊介先生にお話を伺いました。
橋本から広がる私のキャリア
私は大学卒業後、Hospitalist研修で有名な市中病院で初期研修を行いました。当時から日本の臨床現場における予防医療のエビデンス・プラクティスギャップに課題を感じ、卒後3年目から公衆衛生の道へと進むことを考えていました。……
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医療政策を立案し実行する側にいた専門家に、日本の現状や展望をどうとらえているのかを語っていただきます。
後期高齢者の外来診療報酬は若人とは別建てで検討してはどうか
複数のかかりつけ医ではなく、ワンストップの外来サービスにならないか。
超高齢化社会に向けて、入院の診療報酬は、高度急性期、急性期、包括期、慢性期の4区分とされた。また、老人入院医療が地域の需要に応じて適正に行われるように、地域包括医療病棟、地域包括ケア病棟、回復期リハ病棟、医療療養病棟そして介護医療院と体系的に整備されてきた。……
- 元・内閣官房
社会保障改革担当室長 - 宮島 俊彦
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研究者としてのキャリアを志す、あなたに最適な学び方を見つけよう。
独立した研究者になるための6つの要件（1.系統的な学習 2.実践的演習 3.データ 4.メンター 5.プロテクテッドタイム 6.仲間）、その一つ一つを先輩たちがどうやって乗り越えて学んでいるのか、具体的な事例を聞いてみましょう。
各種セミナーの紹介・開催告知
今号の特集は、メンタリングが受けられる臨床研究オンラインプログラム「gMAP」と「iMAP」です。2026年度gMAP受講生の募集は3月31日（火）まで！
さらに、ジョンズホプキンス大学MPH日本プログラムの説明会や、10周年記念シンポジウムの開催情報もお届けします。お見逃しなく、ぜひご覧ください。
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第一線の医療者が、臨床研究に取り組み、悩み、紆余曲折を経て、世界に発信した「臨床研究の旅の物語」を読んでみましょう。
あなたが今抱えている、もしくはこれから向き合うことになるかもしれない悩みをうまく乗り越えるためのヒントが、そこにあるかもしれません。
- 研究タイトル
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医師のビッグファイブ性格特性と全身性エリテマトーデス患者における共同意思決定との関連性
リサーチ・クエスチョン（RQ）との出会い・着想の瞬間
鹿児島の病院では、外科医として手術部位感染症（SurgicalSiteInfection:SSI）のサーベイランス活動を10年ほど続けていていたことから、フェローとなって当初、SSI関連でのRQをいくつも考えました。……
- 森下 繁美 Profile
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- 高知県宿毛市 大井田病院 外科
- 1982年鹿児島大学卒業
- 主に鹿児島県の一般病院で一般消化器外科医として定年まで勤務（～2023 年 3 月）
- 定年退職後、2023年 4 月から高知大学医学部臨床疫学講座
- 高知県臨床研究フェローシップ フェロー
- 2024 年 4 月から高知大学医学部大学院総合人間自然科学研究科医学専攻（博士課程）
